2025年2月8日、徳島市のイオンモール徳島4階にある飲食店「かつ楽」で食事をした20代の男性グループから食中毒が発生したそうです。9人中8人という高い確率で症状が出ており、1名が一時入院するほどの事態になったとニュースにありました。
症状と対応方法は?
もし2月8日に「かつ楽」で食事をされた方は、以下の症状に要注意です。
- おう吐
- 下痢
- 発熱
これらの症状が出た場合は、すぐに以下の対応をすることが推奨されます。
- 保健所への連絡
- 医療機関の受診
- 周囲への感染予防対策
特に気をつけたいのが、ノロウイルスは感染力が強く、家族や周りにうつる可能性が高いということです。
原因と対策
今回の食中毒事件の原因は、調理担当の従業員からもノロウイルスが検出されたことにあります。手洗いなどの衛生管理が不十分であったことが、一因とされています。これにより、徳島県は「かつ楽」が調理した食事による食中毒と断定し、2月12日から18日までの7日間、営業停止処分としました。
食べた料理
食中毒の原因となった料理は、主に「とんかつ」や「エビフライ」であることが確認されています。これらの料理が原因で、食中毒が発生したとされています。
予防のためにできること
ノロウイルスによる食中毒は、秋から春先にかけて毎年のように全国で発生しています。予防のために私たちができることを見ていきましょう。
- 丁寧な手洗い
- 石けんを使って30秒以上
- 指の間や手首まで念入りに
- 食材の加熱
- 中心部までしっかり火を通す
- 85℃~90℃で90秒以上の加熱が推奨。ただし、これはあくまで参考の目安です。食材ごとに適切な加熱方法や温度が異なるため、特に肉類や魚介類などの生食材は適切な温度で十分に加熱することが重要です。食材の厚さでも加熱時間が異なりますのでご注意ください。
- 二次感染の予防
- タオルの共用を避ける
- 手すりやドアノブの消毒
推測ですが、今回の場合は十分に火が通る揚げ物でも発生していることから、ノロウイルスが検出された従業員が触れた食器や食べ物などに菌うつった可能性があるのではと思われます。
もし2月8日に「かつ楽」を利用された方で、気になる症状がある場合は、ためらわずに保健所への連絡や、医療機関の受診をしましょう。症状がある場合は家族や会社での配慮も忘れずに、二次感染を防ぎましょう。
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