朝日放送テレビ(ABCテレビ)2023年7月13日に、公式サイトを通じて「おはよう朝日土曜日です」の番組取材中の事故について報告した。出演者でミュージシャンの小椋寛子(30)と、同局の増田紗織アナウンサー(26)が2023年7月11日11時15分ごろ、和歌山県田辺市で「おはよう朝日土曜日です」のロケ中にマットレス状の浮き輪ボートを水上オートバイで引っ張り、海面から浮き上がることを楽しむマリンスポーツ「フライフィッシュ」を体験中に浮き輪ボートが突風にあおられ、小椋寛子と増田紗織アナウンサーが高さ約2メートルから海面に落下するという事故にあった。
2人は一時意識を失い病院に救急搬送。小椋寛子は「右側腹筋挫傷、右大腿部皮下血腫」、増田紗織アナウンサーは「右骨盤・左膝・右肩の打撲、右頬骨打撲傷皮下出血」と診断された。
2人は「入院せず同日中に帰宅、現在通院にて治療継続中」だという。
マリンスポーツ「フライフィッシュ」とは?
フライフィッシュはマリンスポーツ、マリンアクティビティの一種。
浮き輪型ボートを水上バイクで引っ張り、海面を走行し浮き上がることを楽しむことができます。バナナボートに似たものだが、空を飛ぶような体験を味わえるもののようだ。
「フライフィッシュ 和歌山県田辺市」で検索するとあるサイトがあったので、フライフィッシュについて調べようと見ていたら、予約カレンダーは受付不可になっていた。今回のロケの事故とそこの会社が関係あるのかはわからないが、こんな事故があったのだからフライフィッシュを行う全ての会社は一旦安全確認や見直しをするしかないだろう。それくらい危険な事故だと思う。
一見、2メートルくらいから海面に落ちたくらいでは怪我もなく安全だろうと思われるが、今回事故にあった2人は怪我をした。しかも落ちた海で一時意識を失ったのだからとても危険だ。
フライフィッシュはある程度スピードを出して移動しなければ、浮き輪ボートが浮き上がることはないと思うので、スピードが出た状態で浮き上がった時に運悪く突風が吹きバランスを崩してボートから投げ出され、体制を崩したまま海面と平行する形で体が海面に叩きつけられたのだろうと予想する。
またフライフィッシュは風によっては高さ5メートルまで空を飛ぶようだ。
このような事故は今後も起こりうる可能性があり、早急の対策が求められる。
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