めざましテレビで、「花粉症の人は野菜や果物にも注意」するようにとニュースがありました。
花粉症なので興味深い。
最悪の場合は、呼吸困難などの恐れもあるそうです。
注意したいですね。
スギ花粉、見るだけで鼻がムズムズ。
花粉症歴20年の女性は、「喉の奥がイガイガしたりします」。
野菜や果物を食べると「喉の奥がイガイガしたり締め付けられる感じがしませんか?」。
藤田保健衛生大学ばんたね病院 近藤康人教授は、「呼吸が苦しくなったり喉が締め付けられる症状が出ることがある」という。
この症状は、PFS(花粉・食物アレルギー症候群)と呼ばれるもの。
花粉タンパクと特定の野菜・果物タンパクの構造が似ていることで免疫応答が誤認識してアレルギー反応が起こる症状だという。
一般社団法人日本アレルギー学会、アナフィラキシーガイドラインによると、アナフィラキシーとは、「アレルゲン等の侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に危機を与え得る過敏反応」をいう。
「アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴う場合」を、アナフィラキシーショックという。
呼吸困難になってしまったことがあるお子さん(5年生)は、5歳で花粉症を発症、以前から桃などで喉に違和感を覚えていたそうです。
そして、以前は平気だったミニトマトを食べた直後に呼吸困難に。
「最初はちょっと咳が出る感じだったけど、それがだんだんひどくなっていって、だんだん息ができなくなって喉がつぶされるみたいな」という。
それから、ミニトマトの他に「桃・リンゴ・さくらんぼ・キュウリ・モヤシ・パプリカ・メロン・スイカ・マンゴー・豆乳・豆腐」などにアレルギー反応が出た。
「給食なんかも全て学校のものを食べていたんですけど、給食から(アレルギーがあるものを)取り除くことが不可能なのでおかずを持参することになった」と母はいう。
PFSの症状を持つ花粉症患者は、約4,000万人のうちの1~2割。
詳しい対処方法がないのが現状です。
テレビでは「教授によると、すぎ花粉はトマトとの組み合わせが悪いそうです」とだけ簡単に紹介されましたが、「すぎ花粉のアレルギーの方が必ずトマトのアレルギーというわけではありませんので、ご注意いただけますようお願いいたします」とのことです。
呼吸困難になるのは稀なケースですが、食べ物を食べて口・喉に違和感がある場合は病院で医師の診断検査をした方が良さそうです。
具合が悪い人や子供の体調が悪いなど、もしかしたら食物アレルギー反応が出ている可能性もありそうですね。
コメント
2016年3月4日 12:31 PM *****様への返信です。
アナフィラキシーショックについてのご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。お手数をお掛けして申し訳ありません。コメントありがとうございました。
2016年3月4日 4:35 PM *****様への返信です。
スギ花粉とトマトについて修正させていただきました。お忙しいところ、ご親切に対応していただいてありがとうございました。