NHKおはよう日本まちかど情報室(2018年5月10日放送)のテーマは、「介護助けます」介護する人もされる人もサポートしてくれるアイデアです。
「手の震えを自動で抑えて食事がしやすくなる食器」です。
お問い合わせ:フランスベッド株式会社
電話:0120-083413
手を震えを70%軽減するデバイスです。
パーキンソン病で手が震えても食事がとれるスプーン「リフトウェア」は手の震えを軽減させ、楽しい食事を支援します。
Liftware リフトウェア
リフトウェアの特徴
- 手の震えを軽減し、食事が楽しめる機能性スプーン
- グリップ部のスプーン取り付け外しで、電源が自動的にON/OFF
リフトウェアの仕組み
グリップ部に内蔵されたセンサーが手の震えを感知すると、揺れを制御するスタビライザー機能が働き、手元が安定することで食べ物を落とさずに、快適に食事ができる機能性スプーンです。
充電式のグリップ部の本体は、スプーン・アタッチメントの取り付け、取り外しにより、自動的に電源がON/OFFとなります。
原因が不明の手のふるえ(本態性振戦)や、パーキンソン病、脳梗塞などによる手の震えに悩んでいる方は、日本国内だけでも数百万人といわれています。
ふるえにより、人目を気にしてしまい、外食など人前で食事が楽しめないという方も少なくありません。
「リフトウェア」を使うことで、自分で食事ができるようになり、自信を取り戻すことによって、人目を気にすることなく楽しく食事ができ、QOL(Quality of Life:生活の質)の向上が図れます。
本態性振戦とは
国内に165万とも460万人ともいわれる高齢者に多い病気。
手や頭に震えが現れる病気「本態性振戦」。
あまり聞きなれない病名ですが、動作時に上肢や頭部などがふるえる進行性の原因不明の神経疾患の病名です。
主に成人期の初期に発症しますが、どの年齢層にも起こる可能性があり、高齢になればなるほど、ふるえが目立つようになります。
軽度の症状を含めると日本国内には、165万~460万人の方が「本態性振戦」に悩まされているといわれています。
そのうち、3人のうち2人の割合で、「手のふるえにより自分で食事をすることができない」、「手のふるえで文字が書けない」などと、日常生活に支障をきたすほど、多くの方が困っているといわれています。
また、ずっとふるえが続いたり、止めようとすると、ふるえが強くなる傾向があります。
「本態性振戦」の治療は、投薬による治療や、脳外科手術を行う方法などがありますが、身体への負担などから治療が難しかった患者も少ないという現状があります。
その他ふるえの原因として
- パーキンソン病
脳内で情報伝達がうまくいかなくなる病気で、主な症状は、手足のふるえ、動作が緩慢になる、顔つきが無表情になる、歩行困難の症状が現れます。
国内では、14万人余の患者を抱える難病です。 - 脳梗塞
脳の血管がつまったり、狭くなることで血流が悪くなり、発作の症状として、吐き気や頭痛、麻痺、しびれなどが現れ、発作後の後遺症で手足のふるえが続くことがあります。
リフトウェアの使い方は?
- リフトウェア標準キットは、振動安定ハンドルと専用スープスプーン(大)で構成されています。
- 専用スープスプーン(大)をハンドルに取り付けると、電源がオン状態になります。専用スープスプーン(大)とハンドルをテーブルの上に置いて安定させ、カチッと音がするまで専用スープスプーン(大)をハンドルに押し込んで固定してください。
- ハンドルの太い部分を、手が震えても持ち続けられる強さで握ります。
- ハンドルの細い部分(専用スープスプーン(大)と直接つながっている部分)に指がかからないようにしてください。この細かい部分は、手の震えがスプーンに伝わらないように、動作します。この部分に触れていると、安定させようとする動きが妨げられてしまします。
- ハンドルは、音を立てて小刻みに動いているのが通常の状態です。この小刻みな動きによって、手の微妙な動きがスプーンに伝わらないようになっています。
- 食事が済んだら、専用スープスプーン(大)を取り外してハンドルの電源をオフにしてください。
スリープモード機能付き
リフトウェアは、電源がオンになっている間、常に震えを完治して動くを安定させようとします。
食事の途中にテーブルの上に置いても、小刻みに動くことがあります。
動作させたくない場合は、「Lift」ロゴをテーブルの方に向けて裏返しに置くと、一時的にスリープモードになります。
食事後は、ハンドルの電源をオフにすることをおすすめします。
スリープモードにしても電源は消費しますのでご注意ください。
リフトウェアの使い方のコツ
初めてリフトウェアを使う時は、何度か深呼吸して、リラックスしてから使い始めてください。緊張していると手の震えが大きくなりますので、誰も見ていないところで試すことをオススメします。
リフトウェアが自動的にスプーンを安定されるので、ハンドルを握る手の震えを無理に止めようとしないでください。専用スープスプーン(大)が振動するので、最初は違和感があるかもしれません。
フィルムを使いこなせるまでには、数日間かかる場合もあります。最初はハンドルをいろいろな握り方で持ってみて、一番食べやすい握り方を見つけてください。
ハンドルが食器の縁に当たる場合は、なるべく大きく浅い食器を使用してみてください。
サイズ | 本体:スープスプーン取付時175×47.5×41.5mm グリップ部のみ:60.5×53×27mm 重さ:90g |
充電時間 | 約3時間 ※通常の使用で3~6回の食事をとることが可能 |
標準キット内容 | 振動安定ハンドル、専用スープスプーン(大)、充電器、 USBケーブル、電源アダプター、携帯ポーチ |
メーカー | Google Life Sciences LLC |
まとめ
NHKおはよう日本「まちかど情報室」5/10放送のテーマ「介護助けます」でした。
手の震えを自動的に抑えて食事がしやすくなる食器(スプーン)が紹介されました。
リフトウェアといって、グリップ部に内蔵されたセンサーが手の震えを感知して、揺れを抑制してくれる機能性スプーンです。
本態性振戦やパーキンソン病、脳梗塞などによる手の震えに悩んでいる方にオススメする食器です。
自分で食事をとれるスプーンで自信を持ちストレスも軽減することもできるようです。
またスプーンが持てることが前提となる商品です。
握力が弱い方や認知機能が正常でない方などは、ご使用ができませんのでご注意ください。
コメント